副業/ノマド

【2020年初心者向け完全版】サラリーマンが在宅で副業を始めるときに注意するポイント7選-後編

前回見たように副業は様々な形態がありますが、その種類ごとに収入金額が異なっています。

働く時点でどの種類での契約をしているかというスタートの時点で、期待できる金額は大きく違います。どうして金額に開きがあるのかという理由について詳しく見ていきます。

そして実際に副業をした時にメリット/デメリットの具体例、気になる副業に関しての情報が会社でどのように処理され、伝わっていくかの実際の流れについて触れていきます。

2種類の副業と収入の関係

副業は大きく分けて、2種類あります。

スキルあるなしの分類とは違い、収入形態の違いに注目した分類です。

労働フロー型成果報酬ストック型の2つです。

収入計算単位の違い

フローとは、流れという意味で、時間経過単位で計算されることを指し、ストックとは累積という意味で投入したことが徐々に積みあがっていくことを意味します。

労働フロー型は、飲食店、引っ越し作業、コンビニ、塾講師など決まったスケジュールで提供した時間に対して単価が決まっていてるものです。

いわゆる時給換算される仕事で働いた時間分がそのまま支払い額となります。

それに対して、成果報酬ストック型は、あらかじめ契約したものが実現したという結果に対して、支払いがされるものです。ブログ/アフィリエイトやYouTubeなどの情報発信がストック型となります。

ブログ/アフィリエイトでは、表示されているリンクから商品が購入された場合、その購入金額の一定額が支払われます。

YouTubeでは、動画視聴者がコマーシャル再生した時点で、再生の単価が支払われます。

実際にストックされているものはブログ/アフィリエイトで投稿記事であり、YouTubeでは、投稿動画となります。

1投稿記事であっても、そこから購入に至るユーザーが多ければ、報酬はその購入数だけの単価が支払われ、YouTubeでも1投稿動画で100万再生となれば、その再生回数分だけ報酬が発生します。

リスクに見合う収入金額 -ローリスクローリターン/ハイリスクハイリターン

次に労働フロー型、成果報酬ストック型のそれぞれの収入額についてみていきます。

労働フロー型は、労働時間の単価があらかじめ決められていて、その通りに確実に支払いされます。働く時間が決まっていれば、安定した収入が期待できます。

ただ、その労働単価を引き上げることは、支払者はできるだけコストを意味もなく増やしたくありませんので、現実的には非常に困難です。長期的に見れば、労働フロー型は、ローリターンとなり、働ける時間の限界値が収入の上限となります。

つまり、労働というインプットに対する収入は安定しているが、労働時間の上限で大きく収入の伸ばすのが難しい種類の収入という特徴があります。

成果報酬ストック型は、提供される商品購入の実績は0になる可能性もあり、逆に大ヒットして、予想外の収入となる可能性があります。結果が大きく変動するリスクが存在しますが、その結果はすべて報酬となります。

つまり、商品が購入された結果に対しての報酬となりますので、何の補償もなく、サービス提供者がリスクをとって、できるだけ多くの購入者を得られるようにしていく、ビジネスということになります。収入上限はなく、アウトプットである結果すべてが収入となります。

まとめると、労働というインプットからの収入は、ローリスクローリターンであるが、ストック型の場合は、結果を出すように仕組みをつくり、ブログ記事やYouTube動画を積み上げていくことで、集客をしていくというビジネス運営そのものである特徴があります。

ただ、通常のリアルビジネスと違うところが、初期費用がほぼゼロに近いくらいで済みことです。飲食店を新規で出す場合には、不動産の賃貸契約をしたり、人を雇ったり、毎月人件費、家賃を払っていく必要がありますが、インターネット上の副業であれば、ほぼかかりません。

とはいえ、金銭的な初期投資は不要というのはかなり有利といえますが、前回の記事で説明があるように6カ月ほどの自分の時間を投入するという決断は必要です。

Amazon PrimeやNetflixなどの動画サービスも幅広いコンテンツを提供しているサブスクリプションサービスですが、投入するコストがどのくらいのユーザー数を獲得できるということに関してはやってみないとわからないの実際で、ユーザー獲得のために常に見直しを行っているビジネスという点では同じです。

副業のメリット/デメリット

副業のメリットしては以下の7つがあります。

1. 収入源を分散できる
2. 人脈を広げられる
3. 本業のスキルを活かせる
4. 新しいスキルを習得可能
5. 隠れた才能を見つけられる
6. 経営スキルを磨ける
7. 自己管理/タイムマネジメント力が磨ける

1. 収入源を分散できるとは、本業以外に収入源を持つことができるため、なかなか上がらない給料以外の安心材料を得ることができます。

2. 人脈を広げられるとは新しく始めることで同じ時期に始める仲間やある程度経験のある人など様々なバックグランドを持った人とかかわる機会がSNSなどで増えていきます。

3. 本業のスキルを活かせるとは、直接すぐに役立たなくても、新しく人とかかわっていくときに自分ができることについて、教えてほしいなど相談を受けたりすることもあります。プロフィールなどで自分のできることを明記しておくと、問い合わせが来ることもあります。

4. 新しいスキルを習得可能とは、本業でインターネットのビジネスをやっている人以外は、GoogleのSEOとかキーワードなどの知識、集客していくための取り組んでいくアイデアの優先順位など実務をやっていく中で意外なスキルが身についたりすることも多いです。

5. 隠れた才能とは、文字通り自分が知らなかった才能、SNSで新しい人とつながっていくスキル、文章の執筆力やTwitterでの短文など、副業の面から広がっていくチャレンジの中で自分の才能が見つかると、それを継続していくのが楽しみになったります。

6. 経営スキルを磨けるとは、集客して成果を上げていくためにやることが複数ある中で、どれを優先してやっていくか、競合とどのように差別化して自分の強みを伸ばしていけるかなど通常のビジネス運営スキルです。結果をだすために必要な決断を毎日していくスピード感を持った対応ビジネスのどの場面でも必要なスキルです。

7. 自己管理/タイムマネジメント力が磨けるとは、結果についての責任はすべて運営する人間にあります。

何をいつまでに実行するかを管理するのも、だれの指示を受けるのでもなく、結果を出すために自分の時間を最大限有効化できるように、常に改善するための計画実行>計画と結果のギャップの確認>レビューして次の計画というサイクルを回していく習慣を積み上げることができます。

副業のデメリットは以下のように6つあります。

1. 詐欺に会うかもしれない
2. 本業とのバランスが難しい
3. 身心の疲労が大きい
4. 本業の会社とのトラブルの可能性
5. 税金関連の対応
6. 損をする可能性がある

1. 詐欺に会うかもしれないとは、Twitterなどのメッセージでスマホ操作だけで1カ月10万円稼げるとか、月100万円の実績をあげた秘伝のノウハウを格安で販売しますなど詐欺がかなり出回っています。ビジネスの優良な情報が副業初心者に届けられるということはあり得ないということを意識して、自分が理解して、納得したことだけに取り組むようにしましょう。

ネット上の詐欺はかなり巧妙になっています。実際にお金がない人にもクレジットカード枠キャッシングで借金させる事件が後を絶たず、捕まってもいないので、新規業者が乱立する状況です。

2. 本業とのバランスが難しいとは、本業で残業を続けながら、副業も同時にやっていくというのは難しいです。本業を定時で切り上げられるように自分の仕事の効率化を図り、周りの人にも残業はしない人だというイメージを持ってもらうように会社の中での自分のポジションを確立していきましょう。

3. 身心の疲労が大きいとは、会社での自分のポジションが確立できていないと、周りに遠慮することになり、ストレスがたまります。会社で仕事はきっちりやっているという信頼を得るとともに、家に帰っても副業に協力してもらう同意をもらうことについては、前編でもふれました。

4.本業の会社とのトラブルの可能性とは、仕事がきっちりできていないかったり、遅刻が増えて明らかに副業の影響があるとわかれば、会社からは本業に支障をきたす副業は許可できないといわれてしまいます。睡眠時間を削っての作業は長続きしませんので、毎日継続できるペースで取り組みましょう。

5. 税金関連の対応とは、年間に20万円以上の収入がある場合、確定申告が必要となります。また、その収入に関連した経費も計上できるように必要書類を管理していく必要があります。自分でできない場合は税理士さんにお願いすることになりますが、金額がかかりますので、できるだけ自分で収入と経費をわかるように日常的に管理していきましょう。

6. 損をする可能性があるとは、インターネットでの副業は固定費が基本的に少ないですが、収益が上がっていないときに、人を雇ったり、高額のコンサルを受けたりすることは大きなリスクです。自分ができることに取り組んでそれを伸ばしていくことにフォーカスして、できないことは無理して取り組まないようにしましょう。

会社にバレたくない副業の実際の情報の流れとは

飲食店などの労働型の副業の場合

こちらの労働の場合は、給料として支払いされるため、毎月の支払額は、所得税を源泉徴収されたあとの金額が手取りとなります。本業の給料とは関係なく、独立した金額で計算されています。そのため、多めにひかれていることもあり、確定申告で所得税が還付されることもあります。

毎月の給料計算で、誰に対しての支払いかを明記した支払調書という支払明細が税務署に対して、提出されています。

ということは、税務署では副業の収入を認識しています。ただ、翌年3月ごろの確定申告の時期に確定申告すれば、所得税としては還付されることも多くなっています。

その場合は、所得金額総額が増えても税金還付となる場合があります。

ただし、本業の所得税の12月時点での確定申告の金額+副業の所得が加算された所得金額となります。

つまり、以下のようにトータルの所得金額に対して所得税が計算され、確実に年末調整の所得金額を上回ります。そしてそのトータルの所得税から、地方住民税が計算されます。

会社から発行された年末調整の所得金額 + 副業分の所得金額=トータルの所得金額

会社から発行された年末調整の所得金額で、計算された地方住民税が経理部で記録に残っていますが、確定申告の時に、地方住民税を普通徴収にすると選択すると、税金納付書が自宅に送付され、会社には通知されません。

クラウドソーシングタイプの副業の場合

Uber Eats、ココナラなど労働やスキル提供タイプの副業では通常、所得税として源泉所得税は引かれません。そして、税務上はその収入合計が20万円以下であれば、確定申告不要です。

ただ、その副業収入が20万円を超えた場合、支払調書を税務署に提出しているため、それが年間で集計されるため、申告義務があります。

この種の副業の場合、源泉徴収されていませんので、所得金額が副業分加算され、所得税額も確実にあがるため、所得税還付は通常ありません。

そして、その増加した所得税をもとに地方住民税が計算されるので、本業の会社で認識している地方税額との相違が見つかることは飲食店の場合と同じです。

まとめ

副業にはフロー型ストック型があり、それぞれのリスクに応じて収入が大きく違います。

フロー型は安定していて、時給が支払いベースで、ストック型は、成果/実績が支払いのベースで大きく上下するリスクがあります。

インターネットでのビジネスは固定費をかけずに始められるが、自分の時間の投入することで仕組みを作り上げていく低リスクビジネスとして運用できます。

副業のメリット/デメリットは最初の準備の段階で慎重に検討する必要があります。特に方向性をどのようにしていくかは重要です。

会社にをバレたくない副業ですが、支払調書という書類が税務署に送付されるため、支払いがされるものはすべて把握されていて、会社は地方住民税の金額の差で認識できます。

とても長くなりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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べんきち
東南アジア在住。外資系、国内企業のサラリーマン生活を経験して学んだ仕事への取り組み、働き方、時代の変化への対応などについて、記事を更新します。将来の経済的自由を目指して、人生100年時代を生き抜く知恵を磨いていく過程も発信していきます。