副業/ノマド

ノマド活動としての海外旅行者と海外居住者視点の4つの違い

このごろは夏を迎える前の、雨が長く続いている6月の日常風景となっています。今の季節について少し調べてみると、昔から梅雨というシーズンに対しての季語があるようです。

季語では、紫陽花(あじさい)、蝸牛(かたつむり)というのが有名ですが、それ以外にも以下のような梅雨の季語がありました。音を聞くだけで鮮明なイメージがうかぶ、短い単語の力強さが感じることができます。

雨蛙(あまがえる)
梅雨寒(つゆざむ)
五月雨(さみだれ)
水見舞(みずみまい)

私はふだん俳句などには縁のない生活をしていますが、その中で使われるルールには、日本人が受け継いできた生活の知恵が詰まっていると感じます。

さて、本日は日曜日なので、軽い話題として海外旅行者と海外居住者の両方の視点について触れていきます。

ゲストの視点

まずは海外旅行者はゲストしてある国を訪れているので、その国の外部人間として、目の前のことを認識します。

例えば、オーストラリアに行ったときには、ホテルの値段に対してのサービスの質が日本とは違うなとか、コンビニで売っているドリンクの種類も違うし、特にビールなどは値段が全然違うと認識できたりします。

その場合は日本という基準があって、それをベースにして訪問国を評価しています。その場合でも旅行者の行動範囲で目にするす事象であり、観光客が典型的に訪れる場所であって、現地の人はあまり訪れなかったり、買わなかったり、日本文化の視点からゲストとしてそこに参加するということとなります。

生活者の視点

それに対し、海外居住者の場合は、その現地での生活のベースを持っているため、会社にいったり、学校に行ったりするような毎日のルーティンを持っていて、それを現地の人と同じように過ごすのが普通です。車に乗って通勤したり、バスに乗って学校に行ったり。

そのようなルーティンの中では旅行者では気づかない、生活者の視点が自然と生まれます。

ある時間帯はこの地域は渋滞が激しいとか、ある地域に住んでいる人たちは裕福な人が多いなど、生活をしていく中で見えてくる視点です。特に不動産の相場、生活レベル、休日の過ごし方、お金の価値観、ニュース報道の姿勢など旅行者視点では見えてこないものが、1カ月、2カ月を過ごすことでようやく見えてきます。

短期の視点

また、海外旅行者の場合は、ホテル、観光地、レストランなどスポット的に提供されるサービスの利用が中心です。病気になった時、事故にあった時などは例外的な対応について考えるということは少なく、短期の旅行では重要度は低くなっています。また、銀行のサービス、警察の対応なども特別なことがなければ、かかわることなく、過ごせます。このように、海外旅行者は短期的なサービスの利用だけで多くの場合、問題はありません。

長期の視点

海外居住者では、生活をしていくためのすべてのサービス、銀行、電力、通信、行政サービス、コミュニティ活動など生活全般にかかわるサービスについて長期的に考えていく必要が生じてきます。

具体的には、快適にインターネットを使えるにはどの会社がいいのか、電気が止められないようにするにはどのようなことを手続きしないといけないのか、政府のガイドラインが変わっていく動きがあるが、どのように対応すればいいのか、コミュニティで快適に生活するにはどのような対応をすべきかなど、旅行者では遭遇しない様々なことを長期的に考えていくことが求められます。

まとめ

海外居住者は、旅行者と異なり、生活者視点、長期的な視点から外国を見ています。旅行者の場合、1週間-10日間などの短期滞在では、表面的で短期のことが見えるだけで、現地の生活ということが体験することはできません。

俳句の季語のような生活に表れている人間の知恵を実感するにはある程度の日本の文化を理解し、かつ、長期的視点で見る、現地での生活を体験することでしか見えてきません。

実際、私個人的にはせわしなく短期で移動する旅行はあまり好みではありません。それより、ひと月以上1か所に滞在することが大好きなので、ノマドという働き方が自分に合っていると感じます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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べんきち
東南アジア在住。外資系、国内企業のサラリーマン生活を経験して学んだ仕事への取り組み、働き方、時代の変化への対応などについて、記事を更新します。将来の経済的自由を目指して、人生100年時代を生き抜く知恵を磨いていく過程も発信していきます。