自分が受けている扱いが自分にも落ち度があるため、たえていくしかないのか….
相手の言葉がエスカレートしておさまる様子がない.….」
このような悩みにこたえていきます。
この記事を読むことで、以下のことが理解でき、その上で自分のための行動を起こすことができるようになります。
•キツイ発言をする上司はかつては同じ扱いを受けている
•自分が経験したことは新しい人も同然経験すべき
•キツイ発言の本人は自分に落ち度がないと思っている
•キツイ発言することは相手にとってためになるの思い込み
ではさっそく見ていきましょう。
キツイ言葉を発言する本人の意識

以下の内容はYahoo知恵袋にあった質問の抜粋です。
製造業の生産管理での悩み
上司は凄く仕事ができて、理論的、完璧主義の人間で、仕事に対し凄く厳しい人です。
しかも、チ〇ピ〇風なので、言葉の使い方が追い込むような言葉ばかりです。
毎日毎日追い込まれていて、ビクビクしながら仕事をしていて、本当にしんどい毎日、仕事に行くのが苦痛でたまりません。
本当は退職して、逃げ出したいのですが、家族もいますし、次の仕事で同じ給料をもらえる自信もスキル、資格等もないので、踏み出せません。。。
前みたいに体調崩す前に退職しないといけないと思っているんですが、なかなか踏み出せません。
本当に毎日が苦痛です。
金融業の悩み1
仕事中にきつい言葉で何かを言われると、涙が出てきます。
連続できつい言葉を言われると、涙が溜まってきます。
出ないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
精神的に弱すぎて、悲しくなります。
女性社員の結婚披露宴で「俺の課にいる間は子供つくるな、業務効率がおちる」
家族が難しい手術をうけるため有給を取る社員へ「俺は子供の病気で休まない。上司の評価を気にしたら休まないだろ」
金融業の悩み2
同期の1人が私のことがどうも気に入らないらしく、書類を勝手に隠されたり、私物を持ち出したりと小さな嫌がらせをされていました。
私は職場の雰囲気を壊したくなかったので黙っていましたが、ある日我慢できずに上司に相談しました。
しかしながら、上司はお前が仕事にやる気がないから、そのような事をされるんだと言い放ちました。
仕事には一生懸命取り組んでいるつもりでしたが、そのように見られていたという驚きとショックのあまり、何も言えませんでした。
その日以降、上司からきつい言葉を浴びせられたり、よくわからない本を読まされ感想文を書けと強要されたり、仕事を終えて帰る際には「え、仕事終わったの?お前が?」と言われます。
毎日会社から帰る時が一番恐ろしいです。
いずれの発言も自分に落ち度がないと感じている上司の態度がわかります。
このような上司を下のポジションの発言だけで何かが変わるというのはありません。
もともと年功序列で上下関係を厳しく指導されてきた本人は、上司のいうことは絶対ということが頭にたたき込まれています。
そのため、昔厳しく上司に言われたように、今の部下にも自分の正しさを押し付けるということが当たり前になっています。
いじめられっ子が少し上に立つと、その下の人間にいじめをするというのと似ています。
単純な下の立場の人間からの働きかけでその上司が変わるということはありません。
仕事の環境悪化の共通認識

実際、その上司は自分の価値観を他人に押し付けているため、他の人も同じように仕事の環境として望ましくないと感じていることがほとんどです。
ただその人に本当のことを伝えるということを誰もやりたくないので、誰もが見てみないフリでなにも解決されないまま放置されてしまいます。
実際にはその人のせいでうつ病になったり、やめていってしまう人は後を絶たないという状況は続いていきます。
日本の企業の場合、人事部が現場の部署に強く出れないという特徴があるので、なおさらきつい人のやりたい放題となりやすい環境となります。
厚生労働省パワハラの定義を確認

実際の会社の上司から常識外れのキツイ発言を受けた場合、以下の定義に該当するかを確認してください。
以下は厚生労働省の定義です。
職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる①優越的な関係を背景とした言動であって、
②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、
③労働者の就業環境が害されるものであり、①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。
詳しくは 厚生労働省 -ハラスメントの定義ページでこれまでの事例などの説明があります。
業務上の妥当性の判断

業務上に必要な言葉の妥当性は、当人が感じる個人的なものと周りからの客観的な見方には違いがあります。
できるるだけ客観的となるように記録をとるようにしましょう。
その人の上司や総務人事に聞いてみる
一度会社の対応を確認するため、問題の人の上司または、総務人事に相談して、その会社の取り組みとして、働く環境を浴していくつもりがあるのか確認してみるのが早いでしょう。
ただ、その問題持ちあげてくる本人に問題があると、最初から決めつける会社であれば、改善はまったく期待できません。
その場合は、後で説明する転職して環境を変えるのが一番です。
発言を録音できるように準備しておく
上司の発言は、いつ問題の発言が出てくるかわかりません。
携帯の録音機能では、相手に気づかれてしまうので、専用の音声レコーダーでいつでも録音ボタンを押せるように準備しておきましょう。
第3者に口頭だけで説明しても問題上司の発言の強さは伝わりません。
以下のことを判断するために、明確な証拠で業務に必要であるかどうか認識しましょう。
・業務上明らかに必要性のない言動
・業務の目的を大きく逸脱した言動
・業務を遂行するための手段として不適当な言動
あとは自分以外の人に妥当な発言かをを判断してもらいましょう。
最後は未来をその会社に託せるか

自分以外の客観的判断、上司の発言の録音の準備、会社の上部組織への確認など一人でやっている場合は、心細く、先が見えなくて不安になったりします。
2-3カ月そのことに時間をかけたくないということであれば、3-5年後の自分の将来をその会社に託せるか、会社自体に職場の悪い環境を改善していく姿勢があるのかどうかを判断するのも1つの手だと思います。
ただ、相手が問題があるのに自分が戦わずにやめていくと、あとから後悔することもありますので、できるところまで準備をしてみると方がいいと思います。
実際に起こっている問題が解決されなくても、自分の思っていることが別の人に話を聞いてもらい、共感してもらえるだけで、かなり楽になります。
実際に会社の未来を託せなくなった場合は以下の記事を参照して、転職活動してみてください。

まとめ: 【サラリーマンの悩み】上司の言葉がキツイので、仕事をやめたい

会社の中でキツイ発言をする人は、その部署での働く環境を害しています。
本人には、正しいことをしているという意識があり、変えていくつもりはありません。
実際に周りの複数の人で、パワハラに該当するかを確認してみましょう。
自分の将来をその会社に託せない場合は、転職の準備を始めていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。