サラリーマンスキルアップ

【サラリーマンの悩み】仕事で石の上にも三年とアドバイスする上司に説得力がない

仕事で石の上にも三年とアドバイス

2020年になって、大企業であっても、終身雇用、年功序列が維持できなくっていると多くの経営者が発言しています。

 

新卒であれば、’石の上にも三年’という言葉で3年間は何があっても仕事を覚えるために耐えていくということが当たり前のように共有されていました。

 

実際、新卒の仕事では数多くの新しいことを覚えて、慣れるのには時間がかかり、3年間耐えていくのはキツイと感じている方も多いのではないでしょうか。

 

結論として、5年以上外資系ITの会社に勤める身としては、‘石の上にも三年’とアドバイスはしません。

 

その理由としては、以下の3点にあります。

•仕事を覚えるのに3年はかからない
•半年から1年で自分の仕事への適性は判断できる
•20代では3年はとても貴重な時間である

 

この記事では、大きく時代が変化する中で、昔通用したたことが今は通じなくなっているアドバイスについてその背景と理由について詳しく見ていきます。

 

新卒で仕事を始めて間もないころには、’石の上にも三年’という言葉が飛び交って、苦しいことがあっても三年は耐える必要があというのがみんなの共通認識でした。

 

今は時代は変わっていて、それに合わせていく必要があります。

 

ではさっそくみていきましょう。

 

新しい仕事に慣れるのに時間がかかる

新しい仕事を覚えるのには時間がかかるのは事実ですが、3年もかかることはありません。

 

サラリーマンという立場での発言制限

新入社員や新しい部署での勤務となった時には、周りの同僚/上司すべてが自分より仕事ができるように見えます。

 

特に自分が初めて耳にする独特の言葉遣い専門用語が飛び交っている部署や組織では、自分が幼稚園児のようにただ話を聞いているしかないということを経験した方も多いのではないでしょうか。

 

伝統的に、日本の学校教育では1年でも学年が異なるだけで、先輩の発言はすべて正しく従うべきという考えで、軍隊的なピラミッド組織を維持存続することが組織の基本となります。

 

高校野球、相撲、自衛隊、公務員など人が集まる組織では、それに応じたピラミッドが形成されます。

 

会社においても軍隊的なピラミッド組織が機能し、発言の内容よりも誰が発言したかが、重要で、上の立場のいうことは常に正しいという思考停止の習慣が蔓延してしまいます。

 

そのような組織において、上司のいうことに違和感を持つというのは、ある意味、正常な感覚です。

 

自分の持つ違和感がなくなる恐ろしさ

ただ、その違和感を貫き通すのはまた、別の問題で、長いものに巻かれたほうが楽だというようにあきらめてしまうサラリーマンがほとんどです。

 

その感覚を持っていても、楽な選択で組織の誤った方向性についていくことに慣れてしまうと、違和感がなくなる、思考停止が習慣化してしまいます。

 

実際、私のセミナーでの体験ですが、

 

講師が ’満員電車は嫌いですか’ということに対して、あると受講者が  ’別に何も感じません’ と答えたのがとても印象に残りました。

 

長時間、満員電車で週に5日間通勤を繰り返すことに慣れてしまえば、正常な不快感/違和感を忘れてしまい、その状況を変えるチャンスを永遠に失います

 

そのような違和感を感じている、新鮮な感覚を持っているタイミングでどのように対応していくかについて、具体的な行動を見ていきます。

 

会社での立場を活かして仕事環境を整える

会社という立場を活用して、自分の仕事環境を整えましょう。

 

仕事で主体的に基準設定

まずは取り組んでいる仕事について、自分の成果を最大にするということに主体的にコミットします。

 

その成果は会社から降りてくる形式的な期待される目標ではなく、自分として最大限できるレベルの目標と期限を設定します。

 

会社から依頼される仕事よりも、高いレベルで自分が目指すゴールを明確にすると、それに必要な手段が複数見えてくるでしょう。

 

それをすべてやってみる項目それぞれに基準を設けて、期限と合格点を決めます。

 

そして自分がやりやすいものから取り組んでいきます。

 

自分の活動のできた点と反省点を説明

複数の項目をすべてあるいは一部やってみて、期限の時点で合格点に達しているものそうでないものを確認します。

 

うまくできたこととできなかったことを合格点の基準から達成率を確認し、次回に取り組むときにはどの項目を優先して、取り組むかを決定します。

 

その際、成果を祭壇にするために、自分が次回どのようにゴール設定したいかを上司にも説明できるように準備しましょう。

 

上司にその提案について評価依頼

そして上司に説明するときには、上司の顔を立てて、組織のルールの経過報告を定期的に行っている実績をつくります。

 

最初に、これまで主体的に取り組んできた活動のゴール、取り組んだ項目の設定基準、期限そしてその優先順位を表にして説明します。

 

次に、自分の中で最大限の成果を目指して、取り組んだ結果と当初の基準を比較しましょう。

 

次回の取り組みの際の数値目標として、150%などの実績になるように、取り組みの優先順位を自分の中で決定している提案を説明し、懸念事項、見通しも伝えます。

 

そして、上司の仕事である部下の指導ということがうまくいっていると次の上司に報告できるように情報を準備しておきます。

 

専門スキルで主体的に動く組織で管理職は不要


進化した組織では専門職を管理するだけの管理職は不要になってきます。

 

専門スキルを活かして自己管理強化

上記のようなことがすべて主体的に個人でできているのであれば、管理する上司自体の存在意義はなくなります。

 

そのような主体的に動けるプレイヤーにとっては、上司との説明に時間を使うのがムダということになります。

 

目標を管理するのはAIとなり、人間の判断より優秀に機能し、主体的に動けるプレイヤーからの提案をより効果的に実現するためのアドバイスを膨大なデータから導き出せるようになってくるでしょう。

 

リモートワークで変わるジョブ型へと移行
【サラリーマンの悩み】リモートワークで変わるジョブ型へと移行する有能人材の働き方この記事を読むことで、2020年春から始まったリモートワークの拡大で、社会の構造と働き方の意識の両方が変わり始めまた実態を知ることができます。今まで大企業で一般的だったメンバーシップ型で終身雇用を維持することは、コストがかかります。さらに年功序列の会社では競争力自体を失うことが明らかです。専門スキルを中心とするジョブ型で競争力を維持していかないと、生き残っていくことが難しくなってきていることも併せて説明し、ジョブ型雇用の社会で生き残っていく行動を説明します。...

 

時代はメンバーシップ型からジョブ型雇用へ移行

年功序列が崩壊し、終身雇用が守れなくなった日本の企業では、新卒一括採用、メンバーシップ型雇用、専門スキルを無視したジョブローテーションなどが見直されています。

 

今年から始まっているジョブ型雇用が一般化し、在宅ワークを希望する求職者がますます増えていき、直接集合しての会議などは不要となります。

 

そして、昔からの総合管理職自体が不要になるのはあきらかです。

 

優秀な専門スキルをを持った人材が必要となる会社は、求職者に会社を選んでもらえるように待遇改善、社内ルールの緩和、実績主義の徹底していかないと生き残っていけない社会になりつつあります。

 

まとめ: 【サラリーマンの悩み】仕事で石の上にも三年とアドバイスする上司に説得力がない

組織から与えられる目標ではなく、自分ができる最大限の成果のゴール設定で自分の主体的な活動にコミットします。

 

目標に対する複数項目に、期限、基準、優先度を決め、実績と基準を比較します。

 

今回の実績から自分が次回どのようにしたいかを上司に説明できるように準備します。上司が部下の指導をうまくやっている実績をつくれるように必要な手配をしておきましょう。

 

今後は、メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用に移るにつれ、総合管理職が不要になり、ピラミッド型からよりフラットな専門スキルを中心とした組織に移行していくことが生き残りのカギとなります。

 

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
べんきち
東南アジア在住。外資系、国内企業のサラリーマン生活を経験して学んだ仕事への取り組み、働き方、時代の変化への対応などについて、記事を更新します。将来の経済的自由を目指して、人生100年時代を生き抜く知恵を磨いていく過程も発信していきます。