副業/ノマド

信頼と競争力を失う大手メディアの現状とブランド確立した個人の情報発信=副業の時代

最近のニュースでは、アメリカでFAANGと呼ばれるIT大手企業が市場を席巻し、大手企業の影響が拡大し続けているということがいわれています。

実際にグーグル、Apple、フェイスブック、Amazon、マイクロソフト5社合計の時価総額は、560兆円となり、東証一部上場企業2170社合計時価総額より上回っています。

参考までに3月に成立した日本の2020年度の一般会計予算が102億円という規模です。

その後に1次補正25.7兆円、2次補正32兆円の追加がありますが。

それに比べて、情報発信の大手メディアに対する影響度、信頼性は落ちている実態が数字に現れてきています。



ニュースを受け取るエンドユーザーがインターネットの登場により大きく変わる中で、従来の大手メディアは、マスセグメントの情報しか流せず、個別のセグメントごとに使い分けるできていません。

そんな大手メディアとは異なり、ブランドを確立した個人は、SNSを通して、独自のコミュニティを確立し、インフルエンサーとしてエンドユーザにとって良質な情報を提供するようになっています。

これまでのところ、YouTubeの情報は、大衆受けして、数字が取れるコンテンツが無料で提供されてきました。そこでは、その動画のターゲットコマーシャルを個別のWebユーザーに流して、スポンサー企業へ課金するという仕組みでした。

しかし、最近では、有名YouTuberがクローズドのコミュニティを立ち上げて、有料課金していくという方向へ動きつつあります。

そういった内容について、具体的なケースに触れながら、ブランドを立ち上げていく個人が副業から始められる時代になっている実態を見ていきます。

大手通信社: 共同通信のケース

先日、こんなニュースがありました。

昔からニュースを提供している大手共同通信が他社と差別化ができず、8期連続赤字になっています。

個人でのSNS情報発信など新しい情報ソースが立ち位置を明確にして、柔軟に情報提供ができるようになっているのに対し、伝統的に情報を提供してきた大手が世の中すべての分野を網羅して、価値あるニュースを制作するということが難しくなっています。

なんでも屋であることがリスクとなり、差別化、セグメント化せずに生き残っていくのが不可能になっている実例です。

ニュース専門チャンネル: CNNのケース

湾岸戦争報道など、CNNはかつては信頼される24時間放送のケーブルニュースと認識されていましたが、度重なる偏向報道を感じるアメリカ人からは信頼を失い、ユーザーを減らしています。

ニュース報道番組での高視聴率は、FOX NewsがCNNを大きく引き離しています。

現在のアメリカのケーブルニュース会社の勢力図は以下のようになっています。

以前の記事ですが、アメリカ人がニュースメディアに対して感じていることを調査したものがあり、興味深いので紹介します。トランプ大統領は、TwitterなどでCNN、NBCは偏向報道が極端でトップを解任すべきなどど発言していますが、実際にそのように感じているアメリカ人は多くなっていて、最近のRatingにあらわれています。

会社の業績の一律拡大の限界

通常、企業は、業績向上のため、毎年会社規模を拡大し、そのための仕組みをつくって収益を上げます。その中で、業務のボトルネックを見直しもして、収益を改善しようとします。

ルールがきちんと守られるように、経験のない新人でも業務ができるようにマニュアル化します。変化が大きくない時代には、効率よく会社のやり方を徹底することで業績を伸ばすことができました。

今は、顧客の行動が急速に変わり、トレンドがすぐに終わったり、新しい技術によって新興企業が始めるサービスにも躊躇せずに飛びついたりします。

顧客、市場、競合、すべてが急速に変わっていて、今までのやり方はすぐに陳腐化して、成功体験自体が足かせになります。

かつては「マニュアル化」「組織化」により会社は強くなりましたが、今ではそれにより弱くなっています。

まとめ

会社としての明確なポジションを確保できなくなってくると、差別化ができなくなり、競争に巻き込まれます。すべてをこなす何でも屋では生き残れなくなりました。

今は会社としてのブランドよりも、個人のブランドが立つ時代。会社としての集客よりも、個人のつながりの方が強い時代となりました。

組織としての力を、高めようとすればするほど、競争に巻き込まれていってしまいます。差別化が難しくなり、収益が悪化していていきます。個人のブランドを、強化すればするほど集客が楽になり、競争力も増していきます。



これからの時代は、自分のバックグラウンドを理解しているコミュニティの中で情報発信が行われていくようになってきています。新しく入ってくる情報も大切ですが、これまでコミュニティで共有してきた価値観そのものが大きな価値となっています。

これからの情報発信では、自分軸を明確に持ってその価値観を共有できるコミュニティの中で発言していくことがますます価値を持っていくようになります。

そのような時代に生きるために、情報発信をして価値を提供できる個人になっていくことがだれにでも必要になっています。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

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べんきち
東南アジア在住。外資系、国内企業のサラリーマン生活を経験して学んだ仕事への取り組み、働き方、時代の変化への対応などについて、記事を更新します。将来の経済的自由を目指して、人生100年時代を生き抜く知恵を磨いていく過程も発信していきます。