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【ライフハック】初心者でもわかる簿記/会計的な見方1-損益計算書とは

会計初心者
会計初心者
会計とか簿記っていうと、いろんな専門用語があって、むずかしい….

損益計算書には売上原価とか販売費及び一般管理費という項目などとあって、区別がつかない….

そもそも財務諸表が損益計算書と貸借対照表の2つに分かれる理由がわからない…. 会社の業績を正しく知るために損益計算書の見方をしりたい….」

このような悩みに答えます。

この記事を読むことで、会計専門用語の知識がない人向けに、期間損益を算出する損益計算書の読み方、貸借対照表との関係売上原価の意味など会計の基本的な機能について理解できるようになります。

 

私自身は、日本企業/外資系企業両方に勤めていて、会計システムの業務で10年以上の経験があります。

会計記録=企業活動の全行動履歴

先日、こんなツイートしました。

こちらの内容は、ニュースで倒産情報などが流れたりするときに話題になります。

 

その内容をわかりやすく説明していきます。

 

早速ですが、まず企業は利益を上げるためにいろいろな活動をしています。

 

レストランであれば、食事を提供しますし、クリーニング店ではクリーニングサービスを提供して売上をあげます。

 

簿記会計では、この企業活動をすべて認識できるように活動内容を残しておく必要があります。

 

その記録方法が簿記というルールであり、簿記の記録集計したものが財務諸表として、損益計算書貸借対照表ができあがります。

 

(厳密にはキャッシュフロー計算書もあるが、ここでは省略)

 

例えば、アマゾンで商品を販売している企業があるとします。 その企業が現金という収益をあげるまでの活動を具体的にあげますと、簡単な業務の流れだけでも以下のようになります。

1. 顧客が商品を注文する

2. その商品に在庫がある場合、発送可能なことを顧客に受注連絡

3. 在庫がない場合、別の支店/仕入先に連絡し、在庫を確保する

4. 2.3.について発送の手配、自社または仕入業者に送付を依頼

5. アイテム発送完了で売上請求

6. 請求した売上の入金確認

上記すべての活動について、お金が動いたり、商品が動いたり、社内/外部へ業務の依頼をしたりと様々な活動が発生します。

企業の活動の3つのカテゴリ

そのすべての業務活動を簿記へ記録します。そういった活動を集計していくつかのカテゴリに分類すると以下のようになります。

1. 収益に関する活動

2. 経費に関する活動

3. 資産/負債の異動に関する活動

上記企業の活動は、簿記会計のルールに従って記録されると、3つの活動に分類されて集計されるということになります。

損益計算書=利益の要因分析

上記のような企業活動のうち、収益に関する活動、経費に関する活動については特定期間の収益と利益の集計を行う損益計算書としてまとめられます。

 

資産/負債の異動に関する活動については特定の日時点での資産の残高を表す貸借対照表に整理されていきます。

 

損益計算書とは異なり、貸借対照表は期間でななく、特定の日時点となっていることに注意が必要です

損益計算書の特定期間とは、月、四半期、1年間など必要な期間のことを指します。

 

その時に前年同期比など同じ基準の期間で計算して、利益がどのように推移しているかを把握します。

 

収益に関する活動については、特殊な会社でない限り、売上の計上について、何ら難しいことはありません。商品の発送時点で、売掛金もしくは現金として売上を計上するので、簡単です。

 

 

通常、利益の計算で問題となるのは経費部分です。

 

毎月発生する費用として、家賃、保険料、人件費などという費用は固定費として毎月同じ金額が発生します。

 

この固定費は月の売上額に関係なく一定です。売上が多い月で拡大するということはありません。

 

企業の売上が下がってきた時には、この固定費が大きな負担になってきます。 また、在庫の商品を過剰にかかえた場合も問題となります。

 

例えば、マスクが大量に売れているので追加して仕入れたが、その後、売れなくなった場合を考えます。

マスク50万円を現金で仕入れたとします。以下のように帳簿に記録されます。

 

*借方/貸方という用語はわからない場合は無視してください

借方:マスク 50万円 /貸方: 現金 50万円

市場にマスクが過剰となっているため、70万円の売上を見込んでいたが、商品の売れる金額が25万円に値下がりしたとします。

 

現金で25万円で販売したとすると、以下のようになります。

*販売と同時にマスク商品の評価額が確定したとします。

借方: 現金 25万円/貸方: 売上 25万円
 
借方: マスク評価損 25万円/貸方: マスク 25万円(資産減少)

持っている在庫の市場価値が落ちた場合、その分が損失として記録されることになります。

 

実際に在庫を抱えている企業の手持ち在庫がどのくらいの価値があるかにとても敏感です。

 

また、固定費についても過剰の人件費、家賃などのがある場合、毎月発生する金額となるため、売上が落ちてきた時には負担の大きな固定費となります。

 

例えば、現在リモートワークで、オフィスの利用が減っている場合、従業員が使わなくったオフィス家賃を払い続けることは重荷になるため、見直しが必要なのは売上に対しての固定費の割合が大きくなり、財務体質が悪化しているからです。

 

要点まとめ

企業会計の期間損益を計算する損益計算書とは、特定の期間の収益と経費を集計して業務の実績をを把握する指標となります。

 

それに対して、貸借対照表は、特定の日付の時点での資産、負債、そして資本を集計したもので、財務体質の強弱を判断する指標となります。

 

経費の中で、固定費や保有在庫などが利益に直結する数字で効率的に管理していく必要あります。できるだけ固定費/保有在庫を少なくすることで利益を大きくすることができます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ABOUT ME
べんきち
東南アジア在住。外資系、国内企業のサラリーマン生活を経験して学んだ仕事への取り組み、働き方、時代の変化への対応などについて、記事を更新します。将来の経済的自由を目指して、人生100年時代を生き抜く知恵を磨いていく過程も発信していきます。