副業/ノマド

ノマドという生き方は旅行好きの人には合わない説

現在、全世界的に国を越えての移動が規制されていることもあり、ノマドワーカーと呼ばれる人たちの中には、移動できないことで不自由な生活となっている現実があります。実際、海外で生活しているYouTuber、ブロガーと呼ばれる人も国内の移動に切り替えたり、当面の間、同じ場所にとどまって生活をすることも多くなっているようです。

そういった中で、ノマドという働き方は旅行好きというように見られることが多いのですが、実は旅行好きの刺激を求める人はノマドに合わないのではないかという私の仮説をいくつか触れてみます。

私の中で旅行好きといわれる人には以下の特徴があるとみています。

1. 新しい出会いへの期待
2. 非日常を求めて日常から抜け出す
3. ワクワク、ドキドキの刺激体験追求

それに対して、ノマドワーカーは以下のような3つの特徴ある働き方をしています。

1. オンライン完結の仕事
2. 時間にしばられない
3. アウトプットの成果物を生活の糧とする

私の感覚では、多くのノマドワーカーにとって結構な確率で自分の内面を見つめていくことの機会が多い働き方であると感じています。以下で旅行好きの特徴から比較していきます。

新しい出会いへの期待

旅行好きの場合、未知の世界への期待が大きく、新しく、未体験のものに大きな価値を感じることが多いです。一度行ったところへ繰り返し行くよりも、今までに訪れていない場所には、目に見えないが、自分の中で理想的な新しい出会いが次に体験できる可能性があるという、今までの経験よりもまだ見えぬことに期待がどんどん膨らんでいくという覚えはないでしょうか。

私も以前に、高校を卒業して、大学に進学し、地元の古い友人とは異なるクラスメートには、見たこともない視野を持った人と出会えて、今までの知り合いよりも価値があると思っていました。自分の持っている独自性や個性にはそれほど価値がなく、周りの人たちのほうがスポーツができる、音楽ができるなど自分以外の人のほうに価値があるというように、そのころの自分には見えていました。

非日常を求めて日常から抜け出す

勤め人や学生であれば、毎日同じような繰り返しの時間をすごしてしまうため、同じことをやっていくことに価値がないというように感じるのが普通です。ふだん、学校や会社の始まる同じ時間に集まり、同じ顔触れ代わり映えしない、学校のクラス、会社の業務を新鮮な驚きもなく、作業のように取り組んでいて、あきあきしているという人たちも多いのではないでしょうか。

多くの人にとって、自分のおくっている毎日の繰り返しは、能力がない、凡人としての自分の存在に価値がなく、それを抜け出すために自分以外の誰かの助けによって、今の日常から抜け出すきっかけが必要だと思ったりします。

私の場合も実際そうでした。サラリーマンとして毎日がつまらないのは、自分に能力がないということが常に意識されるため、それからの脱出には自分以外の助けが外部から必要だと感じていました。凡人の自分にとってかわるきっかけは、能力がある誰かから教えてもらうことが必要であり、お金を払ってセミナーに参加したり、情報商材を買ったりすることが自分の未来をよくするための投資だという考えでした。

ワクワク、ドキドキの未体験の刺激追求

旅行好きの場合、繰り返しになってしまいますが、自分これまでの体験よりも未体験であることに価値があり、新しいこと、そのものが’ドカーン’という刺激となります。自分のできることをコツコツと伸ばしていくことにはあまり価値がなく、’隣の芝生は青く見える’ように外部からくる刺激こと価値があるという外部依存になってしまいます。

それに対し、ノマドの働きかたは、結構地味に毎日同じ時間に、同じルーティンを繰り返しますが、そのアウトプットによって得られる結果をみて、常に改善することを見つけようと努力を続けます。作業した時間や苦労という尺度で自分を評価するのではなく、あくまで自分以外の情報の受け手からの客観的なフィードバックで成果を見ます。

サラリーマンのように自分がどれだけの時間をかけて仕事に取り組んだというプロセスに評価を期待するということは全くありません。要するに作業インプット自体に価値はなく、作業から生み出されたアウトプットを最大にするためのいくつのもの要素に優先順位をつけて、継続していく、地味な取り組みということになります。

最後に

私の中で旅行好きといわれる人は、外部からくる刺激により、自分を変化させることを求めているように見えます。そのような刺激もある程度継続されると、非日常から日常となり、刺激的ではなくなってきます。新しい刺激は、いってみれば、アル中が度の強いアルコールにおぼれていくようにきりがありません。

ノマドワーカーの場合、自分の持っている働き方自体に価値があり、時間に縛られず、場所にも制限されず、ただ、自分の生み出すアウトプットを最大化するためのいくつもの要因をデータを見て最大化していき、かつ、それを継続していく地味な仕事であるのが実際のところです。

自分のアウトプットが十分満足できないのは、自分のやり方、作業量、スキルに問題があり、それについて常にモニターして改善していくことで満足のいく結果を目指します。

ノマドワーカーにとって継続して、スキル、自分の可能性を伸ばしていくこと自体が価値ある生き方だと認識しています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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べんきち
東南アジア在住。外資系、国内企業のサラリーマン生活を経験して学んだ仕事への取り組み、働き方、時代の変化への対応などについて、記事を更新します。将来の経済的自由を目指して、人生100年時代を生き抜く知恵を磨いていく過程も発信していきます。