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話の通じない人とのコミュニケーションでのストレスを減らす方法

仕事の専門的な分野について相談されたり、会社の今後の方向性について、アドバイスをも止められたときに、専門知識/経験をもとにいくつかの選択肢を提供することがあります。

現実的ではないことも含めて、3-5くらいの選択肢を上げますが、専門家の意見としては、一番のおすすめは決まっています。

ただ、アドバイスを伝えてもそれに全く従わない人がいて、自分の意見を伝えても、無駄な人に時間を使ってしまった、という後悔したことはありませんでしょうか。

例えば、会社の業績を改善するアドバイスには、売上面で顧客を増やすこと、既存顧客の単価を上げること、既存顧客に別の商品/サービスを販売すること、外注の単価を下げて、内製へ移行すること、内製でやっている作業を、アウトソースすること、いくつもの選択肢があります。

その時には、現在の会社の状況を見たうえで、実際に取り組んでいくかは優先順位が個別の事情からおのずと決まってきます。

そして通常の会社であれば、その優先順位通り、意思決定をして業務に組み込んでいくという流れで円滑に進められます。

それに対して、個人に対してのアドバイスの際にも同じように複数の選択肢からのおすすめの意見を伝えても、それを実行されず、今までの行動をそもまま変えないという人がいます。

自分ができることの範囲を明確にする

個人に対して、何か助言をするということの範囲は、実際に実行可能な選択肢を並べて、それについての特徴やリスク、具体例を説明することと、現時点での最適な選択肢を伝えることです。

その伝えたことに対して何を選んで実行していくは、その当人の決断になります。

専門的な経験/知識では判断材料の提供と、現在の状況の認識であり、その後のことは、相談してきた人にゆだねられます。

アドバイスを受ける人の行動を理解する

会社の人の意思決定とは違い、個人の場合は、決めるということには時間がかかります。

例えば、学校の先生で、忘れ物が多い生徒に対して、親へのアドバイスをしても、それが実行されなかったり、友人に節約のアドバイスしても、聞いただけで何も変わらなかったりすることが多かったりします。

アドバイスする側からすると、目の前にある単純な作業をただ実行するだけのことができない人に対しては、前のめりになって伝えても、やるやらないは当人が決めるため、うまくいかないことあります。

頭で理解していることであっても、実際にそれにするということは別物であり、過去からやってきたことを変えるということで、電気のスイッチをオンにするというように一瞬ではできません。

経験上、行動を変えるまでには、半年から1年かかったりするのが普通で、その間は、中途半端な状態で少し実行してみたり、やめてみたりと試行錯誤している状態で、実際には前向きに進んでいることが多いですが、そういったことについては、アドバイスした人には報告が来ないのが普通です。

理解してから、1回キリではなく、何回も繰り返しやっていくには、継続した取り組みが必要です。

行動を見守る

時間が経過していくと、伝えた内容が実行されているという報告があることはまれで、アドバイスした方も2-3カ月もすると、結局何も変わっていないという認識で別のことに取り組んでいるので、気に掛ける必要はありません。

ただ、私の経験では、6カ月くらいたってみると、専門家の意見というのは尊重されて実行されているということが多いです。

1-2カ月で急いで結果を見るのではなく、早くて3カ月、通常6カ月をみて、行動の変化を観察すると、意外にいい結果が得られます。

まとめ

専門知識を基にしたアドバイスは、判断材料を提供して、その状況の中での最適な意見を伝えるまでが責任の範囲です。

せっかく伝えたアドバイスが実行されていないことについては、時間をかけて観察することで、いい結果が得られることが多いです。

自分のできる範囲を明確にして、意思決定については、責任範囲でないことを認識し、人間の頭で理解してから行動に移すには6カ月ほど時間がかかることも知っておくと、ストレスになりません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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べんきち
東南アジア在住。外資系、国内企業のサラリーマン生活を経験して学んだ仕事への取り組み、働き方、時代の変化への対応などについて、記事を更新します。将来の経済的自由を目指して、人生100年時代を生き抜く知恵を磨いていく過程も発信していきます。